赤ちゃんの便秘から考えられる腸の病気〜ヒルシュスプルング病〜

赤ちゃんの便秘から考えられる腸の病気〜ヒルシュスプルング病〜

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赤ちゃんの便秘の多くは、水分不足や離乳食の内容が原因であり、
一時的な便秘で済むことがほとんどです。

しかし、稀に便秘には見落とすと命にかかわるような病気が隠れていることもあります。

ここでは、赤ちゃんの便秘から考えられる、
ヒルシュスプルング病」について説明したいと思います。

この病気は、先天性巨大結腸症とも呼ばれる腸の病気です。

うんちが出る仕組みとして、人間の大腸や小腸などの消化管の壁の中には、
神経節(しんけいせつ)細胞があります。

この細胞が働くことで起こる刺激により、
蠕動(ぜんどう)運動と呼ばれる腸管の伸縮が起こります。
この伸縮によって摂取した食物は消化されて、
便となって肛門から排出されるのです。

ヒルシュスプルング病の場合、
この神経節細胞が先天的に欠如しているため、
蠕動運動が起こらず慢性的な便秘になります。
そして、大腸が拡張してしまうという病気です。

この病気の治療法は、
腸管壁の神経細胞が欠如した領域の広さによって変わってます。

非常に狭い範囲でそれが起こっている場合は、
浣腸などでコントロールできる場合も稀にありますが、
ほとんどの場合は欠如した部分を手術で切り取り、
端と端をつなぎ合わせるようになると思います。
場合によっては、人工肛門をつけることにもなるでしょう。

いずれにしても、早めの受診と、適切な処置が必要です。

この病気を早期に発見するための症状のポイントとしては、
生まれてすぐの赤ちゃんでは、
胎便(たいべん)の排泄が遅れることが最初の症状です。

排便、排ガスができず、
腹部は風船のように膨満してきます。
お腹の不快感からか哺乳力も低下し、
濃緑色の胆汁の色に染まったものを嘔吐したり、
症状が進んでいくと体重増加不良や栄養不良が現れてくることもあります。

生まれてすぐの赤ちゃんは、
1日に少量ずつ何回もうんちをします。

また、離乳食が始まるまでの赤ちゃんは、
母乳やミルク、お茶や白湯など、水分を主に摂取しているので、
ひどい便秘になることはあまりありません。

逆にいえば、ウンチの回数が減ったと思ったら、
水分摂取量を見直したり、
マッサージや体操などで解消してあげられることが多いのですが、
赤ちゃんの体調を注意して観察し
、お腹の張りが気になったり、赤ちゃんが苦しそうにしているなど、
何かいつもと変わったことがあったら、
すぐに小児科に連れていくようにしましょう。

ただの便秘だから、
医者に連れていくほどでもないし…など軽く考えすぎず、
診断を受けて安心するためにも
心配なことがあれば、お医者さんに診てもらうことが大切です。

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